Blockade Runners
アイコン | 意味 |
戦闘や事故で失った場合(沈没、墜落)や損傷した場合、艦船などの内部で事故や事件がおこった場合の意味です。自軍や同盟軍、所属機関、所有会社が行った沈没処分や破壊処分、漁礁としてまたは演習で使用して沈めた場合にはこのアイコンは付けません | |
戦果や功績、各機関に寄贈された場合の意味です。戦争などで沈没し、何十年後に発見された場合もこのアイコンです | |
映画やTVドラマ、ドキュメンタリーに使用された場合の意味です | |
参考文献、小説や書籍に登場する事柄です | |
インターネットやTVゲームに登場する事柄です | |
不可解な事故&事件およびUFOなど超常現象に遭遇した事柄です |
- ※以下の封鎖突破艦船のリストは、アメリカの連合国政府もしくは連合国に所属する州が所有する封鎖突破艦船である。ほかに多数の多くの個人所有の封鎖突破船が存在した
- 排水量:1,788t(ホープは総トン数1,132t) 全長:85.83m 幅:最大12.19m 吃水:3.35m 主缶:4基 主機/軸数:Victoria Engine Works式2-cyl. oscillating機関/外輪2基 出力:350馬力 速力:16.0kt 乗員:66名(ホープ)
艦名 | NAME | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
カーネル・ラム (1、2) |
Colonel Lamb | Jones Quiggin & Co. | ◎1864 進水 ◎1865 民間に売却され商船となる ◎のちにギリシャに売却されArielと改名 ◎のちにBomboulina(Bouboulina?)と改名 1867/11/17 リヴァプールにて弾薬を積載中、爆発事故により沈没 |
|||
ホープ | Hope | Jones Quiggin & Co. | ― | ◎1864 進水 1864/10/22 Cape Fear Riverにてアメリカ合衆国海軍艦艇に拿捕 ◎1865 民間に売却され商船となる ◎1866 スペインに売却され外輪フリゲイトChurrucaとなる ◎1880 除籍 ◎1885 解体 |
- 排水量:771t(旧測定法による総トン数、バットは750t) 全長:76.20m 幅:7.92m(ディアは7.98m) 吃水:2.01m(2.31mともいわれる、バットは2.46m) 主缶:2基 主機/軸数:Watts & Co. 式2-cyl. vertical oscillating機関/外輪2基 出力:180馬力 速力:13.0kt(14.0kt〜16.0ktともいわれる)
↑Details from a mural by Richard W. DeRosset, 4 July 2000, depicting CSS Owl underway, date and location unknown. Image courtesy of NavSource.
艦名 | NAME | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
オウル | Owl | Jones Quiggin & Co. | ◎1864/6/21 進水 ◎封鎖突破艦船として建造されたオウルは、1864年9月に大量の貴重な積荷を積んでワシントンDCのウィルミントンに入港し、正式にナッソーへの入港を許可された ◎1864/10/3 オウルはウィルミントンから海上に脱出。北軍の封鎖船は船長と数人の乗員を負傷させる事に成功したが、9発の銃撃でオウルを止めることはできなかった ◎船長はジョン・ニューランド・マフィット中佐 CDR. John Newland Maffitt(“私掠船のプリンス Prince of Privateers”と呼ばれる)は、9月9日ごろ、ノース・カロライナ州プリマスにて砲郭装甲艦アルベマール Albemarleから引き離され、10月24日から29日にかけてバミューダに綿花とともにいた、とアメリカ合衆国領事が忠実に報告している。マフィットはバミューダでクルーザー・フロリダ Floridaの乗員を拾うよう指示されていた 戦争中に捕獲された公式文書によると、マフィットはフロリダの乗員とともにフロリダ沿岸に上陸している ◎オウルは、アメリカ合衆国領事W. T. Minorによって、1865年5月20日にハヴァナにいて、次の数日のうちにテキサス州ガルヴェストンに向けて出航するだろうと報告されている ◎オウルは最後の航海で、ウィルミントンにて合衆国軍のクルーザーに拿捕されそうになり、貴重な郵便物を投げ捨て、12名の死傷者を出した。マフィットはそののちガルヴェストンを目指し、バード・アイランド・ショールズ Bird Island Shoalsの入り口に停泊し、敵のクルーザー16隻の射程内に入った ジェームズ H. マクガーヴィー大佐 CAPT. James H. MacGarvey(砲艦ダイアナ Dianaの艦長は、かろうじてオウルを脱出させ、港に入っただけでなく、無事に出航させる事ができた ◎オウルの最後の2回の封鎖通過は、Foamの名で行われたという証拠が幾つかある ◎終戦後、リヴァプールのFraser, Trenholm & Co. に引き渡され、マフィットは貿易委員会の試験を受けて、南米行きのイギリス商船を指揮することになった |
|||
◎Ran Blockade seven times from Sep 1864 into Wilmingtonm, to May 1865 to Galveston. Sold in Britain 1865. | ||||||
バット (1、2、3) |
Bat | Jones Quiggin & Co. | ― | ◎1864/6/21 進水 1864/10/10 ウィルミントンにてアメリカ合衆国海軍艦艇に拿捕 |
||
スタッグ | Stag | Bowdler Chaffer | ― | ◎1864/8/1 進水 1865/1/20 ウィルミントンにてアメリカ合衆国海軍艦艇に拿捕 ◎1865 ボストンのF. Nickersonに売却され商船Zenobiaとなる ◎1867 George Savary & Co. に売却 ◎18767/11/17 ブエノス・アイレスの業者に売却(売却額$82,000) ◎1875 輸送船Cenobiaとなる ◎のちにVilletaと改名 ◎のちにSanta Feと改名 ◎1882 売却され3檣スクーナーに改装、Maria Luisaと改名 |
||
ディア | Deer | W. H. Potter | ― | ◎1864/8/31 進水 1865/2/18 チャールストンにてアメリカ合衆国海軍艦艇に拿捕 ◎のちにボストンにてNickerson's lineに売却されPalmyraと改名 ◎1869/6 アルゼンチンに売却 ◎1875 除籍 |
- 総トン数:390t 全長:64.25m(レンは64.37m) 幅:7.07m 吃水:1.82m 主缶:2基 主機/軸数:oscillating機関2基/外輪2基 出力:150馬力 速力:12.0kt
艦名 | NAME | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
ラーク | Lark | Laird Brothers | ◎1864/10 進水 ◎1869 売却され商船Port Saidとなる ◎のちに船体延長工事 ◎1870 Hankowと改名 ◎1871 船体を二つにわけそれぞれ改装し二つの船を完成 ◎一つの船はLilianと命名 ◎1886 除籍 ◎もう一つの船はBergenと命名 ◎1873 Marseillesと改名 ◎1874 Baron Pahlenと改名 ◎1886 Friedeと改名 ◎1895 Citta di Ripostoと改名 ◎1896 解体 |
|||
レン | Wren | Laird Brothers | ― | ◎1864/11 進水 1865 アメリカ合衆国軍に拿捕 ◎1865 売却され商船Tartarとなる ◎1868 諸外国に売却(〜1884) |
- 総トン数:284t(300tとも446tともいわれる) 全長:82.29m 幅:7.31m 吃水:2.13m 主機/軸数:外輪2基 出力:180馬力 速力:15.0kt(フラミンゴは16.0kt、ファルコンは14.0kt〜18.0kt、ターミガンは15.0kt〜18.0kt) 乗員:50名(フラミンゴ、ファルコンは45名)
艦名 | NAME | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
コンドル | Condor | Randolph Elder & Co. | ― | ◎1864/7 進水 1864/10/1 ウィルミントンにて座礁、アメリカ合衆国海軍艦艇に拿捕 |
||
フラミンゴ | Flamingo | Randolph Elder & Co. | ― | ◎1864/5/26 進水 1865 Battery Rutledgeにて難破ともいわれる |
||
ファルコン | Falcon | Randolph Elder & Co. | ◎1864/5/12 進水 | |||
ターミガン | Ptarmigan | Randolph Elder & Co. | ◎1864/6 進水 ◎のちにイヴリン Evelynと改名ともいわれる ◎のちにアルゼンチンに売却され輸送艦Pampaとなる |
- 排水量:645t 全長:68.58m 幅:7.31m 吃水:1.82m 主機/軸数:Forrester式機関(ウィジョン、スナイプはWatts & Co. 式機関)/外輪2基 出力:160馬力 速力:12.0kt
艦名 | NAME | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
カーリュー | Curlew | Jones Quiggin & Co. | ◎1864 起工 ◎1865/2/15 進水 |
|||
プローヴァー | Plover | Jones Quiggin & Co. | ◎1865/2/15 進水 | |||
ウィジョン | Widgeon | Jones Quiggin & Co. | ◎1865/2/15 進水 | |||
スナイプ | Snipe | Jones Quiggin & Co. | ◎1865/2/15 進水 |
- 排水量:1,063t 垂線間長:73.15m(75.89mともいわれる) 幅:9.14m(9.17mともいわれる) 吃水:3.04m 主機/軸数:oscillating機関2基/外輪2基 出力:260馬力 速力:12.0kt
艦名 | NAME | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
アルバトロス | Albatross | Laird Brothers | ◎1865/3 進水 ◎1865 ブラジルに売却され輸送船Isabelとなる ◎1876 売却 |
|||
ペンギン | Penguin | Laird Brothers | ◎1865/3 進水 ◎1869 ギリシャに売却され王室ヨットAmfitritiとなる(〜1906) ◎1909 売却 |
- 排水量:1,391t 全長:82.29m 幅:10.05m 吃水:2.74m 主機/軸数:外輪2基 出力:300馬力 速力:14.0kt
艦名 | NAME | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
ロジーナ | Rosina | Jones Quiggin & Co. | ◎1864/10/15 進水 ◎1865 トルコに売却されdispatch vessel Eser-i-Nusretとなる ◎1890 除籍 |
|||
ルビー | Ruby | Jones Quiggin & Co. | ◎1865 進水 ◎1865 トルコに売却されdispatch vessel Medar-i-Zaferとなる ◎1890 除籍 |
- 排水量:972t(旧測定法による総トン数) 全長:76.20m(76.75mともいわれる) 幅:7.80m(8.50mともいわれる) 吃水:3.04m(4.54m(depth of hull)ともいわれる) 主機/軸数:2-Cyl. 機関2基(サイズ1,016mm×0.55m)/2軸 出力:1,750馬力 速力:16.2kt
艦名 | NAME | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
ルイザ・アン・ファニー | Louisa Ann Fanny | J. & W. Dudgeon | ◎最初の予定艦名はワッカマー Waccamawだった ◎1865 進水 ◎のちにヴェネズエラに売却され武装輸送船Bolivarとなる(ブラジルに売却され輸送船Werneckとなるともいわれる) ◎1890 除籍 |
|||
メアリー・オーガスタ | Mary Augusta | J. & W. Dudgeon | ◎最初の予定艦名はブラック・ウォーリア Black
Warriorだった ◎1865 進水 ◎のちにブラジルに売却され輸送艦Vassimonとなる |
- ※データは大型外輪戦闘艦アドヴァンスの項を参照
艦名 | NAME | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
アドヴァンス | Advance | Caird & Co. | ― | ◎A. D. ヴァンス A. D. Vanceともいわれる ◎1863 1862年7月3日進水の外輪船Lord Clydeを購入をノース・カロライナ州とLord, Power & Co. が購入、アドヴァンスと改名 1864/9/10 ウィルミントンにてアメリカ合衆国海軍艦船に拿捕 |
- ※データは大型外輪戦闘艦アリゾナの項を参照
艦名 | NAME | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
アリゾナ | Arizona | Harlan & Hollingsworth Co. | ― | ◎1862/1/15 ニュー・オーリンズにて1858年起工、1859年進水のSouthern S.S. Co. の外輪船アリゾナを取得 ◎1862/10 キャロライン Carolineと改名 1862/10/29 ペンサコラにてアメリカ合衆国海軍艦艇に拿捕 |
- 排水量:623t(660tともいわれる) 全長:66.14m 幅:8.41m 吃水:3.23m(depth of hull) 主機/軸数:vertical beam機関/外輪2基
艦名 | NAME | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
アトランティック | Atlantic | Thomas Collyer | ― | ◎1862/1/14 1862年進水のSouthern S.S. Co. の外輪船を取得 ◎1863 エリザベス Elizabethと改名 1863/9/24 Cape Fear Riverにて座礁、アメリカ合衆国軍に拿捕されるのを防ぐため焼却処分 |
- 排水量:604t 垂線間長:60.96m 幅:10.36m 吃水:2.43m 速力:7.0kt〜10.0kt
艦名 | NAME | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
オースチン | Austin | Harlan & Hollingsworth Co. | ― | ◎1862/1/14 1860年進水のSouthern S.S. Co. の外輪船を取得 ◎のちにドネゴール Donegalと改名 1864/6/6 モービル湾にてアメリカ合衆国海軍艦艇に拿捕 |
- 総トン数:888t 全長:68.88m 幅:8.90m 吃水:4.87m〜5.79m 主機/軸数:Fossick & Hackworth式2-cyl. vertical condensing direct-acting機関/1軸 出力:135馬力 速力:11.0kt
艦名 | NAME | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
バハマ | Bahama | Pearse & Lockwood | ◎1862年1月24日進水のスクリュー推進汽船を取得 ◎1864 イギリスのGlover & Co. に売却され商船となる ◎1864/10 紀州藩に売却され明光丸と改名(売却額$155,00) 1867/5/26 鞆沖にて伊予大洲藩の伊呂波丸(坂本龍馬が乗船)と衝突し損傷、伊呂波丸を沈没させる ◎1868 イギリスのAdrian & Co. に売却されバハマと改名 ◎1870 明光丸と改名 ◎1871 廻漕会社が運行 ◎1872/8 東京の日本國郵便蒸気船が運行 ◎1875/6 日本に売却 ◎1875/9 東京の郵便汽船三菱が運行、須磨浦丸と改名 ◎1877 機関撤去工事、バークに改装 1884/10/21 観音崎沖にて共同運輸の山城丸と衝突し沈没 |
- 総トン数:897t 全長:64.31m 幅:9.23m 吃水:4.87m 主機/軸数:Fossick & Hackworth式2-cyl. vertical condensing direct-acting機関/1軸 出力:135馬力 速力:11.0kt
艦名 | NAME | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
バミューダ | Bermuda | Pearse & Lockwood | ― | ◎1861年7月9日進水のチャールストンのA. S.
Henckle & George Alfred Trenholmeのスクリュー推進汽船を取得 1862/4/27 Grand Abaco Islandにてアメリカ合衆国海軍艦艇に拿捕 |
- 排水量:101t 兵装:24ポンド・ライフル砲1門 乗員:40名
艦名 | NAME | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
ボールガード (1、2) |
Beauregard | チャールストン | ◎1850年進水のチャールストンのA. F. W. AbramsのスクーナーPriscilla
C. Fergusonを取得し、改装 ◎1861年10月14日、サウス・カロライナ州チャールストンにてアメリカ連合国軍の私掠船型ブリッグ・ボールガードとして就役。ギルバート・ヘイ船長 CAPT. Gilbert Hay ◎ボールガードは監視されることなく封鎖を通過 1861/11/12 バハマ海峡にてウィリアム C. ロジャース大尉 LT. William C. Rodgers指揮のアメリカ合衆国海軍バーク・ウィリアム G. アンダーソン William G. Andersonに拿捕 |
|||
◎Captured by USS William G. Anderson in Bahama Channel, 12 Nov 1861, one week after sailing. Comm in USN as USS Beauregard. |
- 総トン数:353t〜449t 全長:53.34m(平均) 幅:6.88m(平均) 吃水:3.74m(depth of hull、平均) 主缶:4基 主機/軸数:2-cyl. horizontal direct-acting機関2基/2軸
艦名 | NAME | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
セレス | Ceres | J. & W. Dudgeon | ― | ◎1863 進水 1863/12/6 Old Inletにて座礁、アメリカ合衆国軍に拿捕されるのを防ぐため焼却処分するもアメリカ合衆国海軍艦艇に拿捕 |
||
ディー | Dee | J. & W. Dudgeon | ― | ◎最初の予定船名はオーロラ Auroraともいわれる ◎1863 進水 1864/2/5 Masonboro Inlet付近にて座礁、破壊 |
||
フローラ | Flora | J. & W. Dudgeon | ― | ◎1862 進水 ◎1863/10 アメリカ連合国政府が購入し、Cape Fear Riverにて輸送船となる、ヴァージニア Virginiaと改名 ◎のちにケープ・フィア Cape Fearと改名 ◎のちにSmithvilleにて沈没処分 |
||
ヘーベ | Hebe | J. & W. Dudgeon | ― | ◎1863 進水 1863/8/18 New Inletにて座礁、破壊 |
||
ヴェスタ | Vesta | J. & W. Dudgeon | ― | ◎1863 進水 1863/1/11 Little River Inletにて座礁、破壊 |
- 総トン数:829t 全長:70.10m 幅:8.22m 吃水:4.45m 主機/軸数:外輪2基
艦名 | NAME | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
シティ・オブ・リッチモンド | City of Richmond | J. & W. Dudgeon | ◎ロンドンにて1864年進水の外輪船Avalonをチャーター ◎1865/1初め アメリカ連合国海軍航洋装甲艦ストーンウォール Stonewallの補給船となる ◎のちに売却され商船Agnes Arkleとなる ◎1866 ブラジルに売却 |
- 総トン数:569t 全長:67.05m(69.49mともいわれる) 幅:7.62m 吃水:3.04m 主機/軸数:Henderson式機関/2軸 出力:200馬力 速力:13.5kt
艦名 | NAME | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
コンクェット | Conquette | Henderson | ◎1863/12 1863年6月23日進水のスクリュー推進汽船を購入 1864/3/8 ウィルミントンにて座礁によりプロペラ損傷 1864/4 バミューダにてイギリス海軍軍艦Vesuviusと衝突し損傷 ◎のちにナッソーにて係船 ◎1864/7 売却 |
|||
マチルダ | Matilda | Henderson | ― | ◎1863/12 1863年進水のスクリュー推進汽船を購入 1864/4/4 River ClydeのLundy Islandにて濃霧により難破 |
- 排水量:589t 全長:64.00m 幅:7.49m 吃水:4.05m(depth of hull) 主機/軸数:外輪2基 出力:230馬力 速力:13.0kt
艦名 | NAME | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
コルヌビア | Cornubia | Harvey & Son | ― | ◎イギリスにて1858年2月27日進水のHayle Steam
Packet Co. の外輪汽船を購入 ◎1863/6 レディ・デイヴィス Lady Davisと改名 1863/11/8 New Inletにてアメリカ合衆国海軍艦艇に拿捕 |
- 総トン数:428t 全長:71.62m 幅:7.37m 吃水:3.62m 主機/軸数:2-cyl. oscillating機関2基/外輪2基 速力:13.0kt
艦名 | NAME | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
ユージェニー | Eugenie | Martin Samuelson & Co. | ◎1862 進水 1863/9/7 ウィルミントンにて砂州に乗り上げ損傷、後に修理 ◎1868 売却され商船Hildaとなる ◎1889 解体 |
- 総トン数:463t(464tともいわれる) 全長:48.76m 幅:7.01m 吃水:1.70m 主缶:缶2基 主機/軸数:2-cyl. inclined機関/外輪2基
艦名 | NAME | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
グラニート・シティ (1、2) |
Granite City | Archibald Denny | ― | ◎1864/4/28 Calcasieu Passにてアメリカ連合国軍に拿捕 ◎のちにスリー・メアリーズ Three Marysと改名ともいわれる 1865/1/21 Calcasieu Riverにて座礁、破壊 |
- 排水量:290t 全長:61.38m 幅:6.91m 吃水:3.96m 主機/軸数:Caird & Co. 式oscillating機関2基/1軸
艦名 | NAME | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
グレイハウンド | Greyhound | Kirkpatrick & McIntyre | ― | ◎1863/10/19 進水 1864/5/10 ウィルミントンにてアメリカ合衆国海軍艦艇に拿捕 ◎1864 売却され商船となる 1865/11/14 Beaver Harbourにて座礁により喪失(Bermuda Hundred近海にて魚雷(機雷?)により沈没ともいわれる) |
- 排水量:257t 全長:54.13m(後に63.94mともいわれる) 幅:6.79m 吃水:3.71m(depth of hull) 主機/軸数:外輪2基 速力:12.0kt
艦名 | NAME | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
ハンザ | Hansa | Glasgow | ◎1858年起工、1858年12月4日進水、ノース・カロライナ州が所有する外輪汽船 ◎1863 ロンドンのバイヤーに売却 ◎1864 ロンドンのMaurice Grantに再販 ◎ハンザは少なくとも11往復を成功させる 1864/2 ボイラー故障(多くの蒸気船が、封鎖線を通過する度に遭遇するような悲惨な状況の中で、貨物から取り出したテレビン油を染み込ませた綿を燃やして、最高速度を得る為に、ボイラーをダメにしていた) ◎1864 船体延長工事 |
|||
◎Ran Blockade 21 times. |
- 総トン数:715t 全長:57.91m(58.30mともいわれる) 幅:6.68m(8.68mともいわれる) 吃水:5.33m(depth of hull、5.36m(depth of hull)ともいわれる) 主機/軸数:2-cyl. 機関/1軸 出力:90馬力
- ※ブリッグ
艦名 | NAME | 艦種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
ハリエット・ピンクニー | Harriet Pinckney | ― | Richardsons yard | ◎ピンクニー Pinckneyともいわれる ◎1862年7月進水のロンドンのThomas Sterling Begbie(F. H. モース領事)のブリッグ型汽船を取得 ◎のちに商船Ledaとなる 1896/6/12 フランスのバイヨンヌ近海にて難破 |
- 総トン数:185t 主機/軸数:外輪2基
艦名 | NAME | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
ジュノ | Juno | Tod & McGregor | ― | ◎1860年進水の外輪汽船ジュノ(後にHelenと改名)を取得 ◎チャールストンにて砲艦となる 1864/3/10 チャールストン疾風により沈没 |
- 総トン数:298t 全長:49.74m 幅:6.00m 吃水:1.21m(3.47mともいわれる) 主機/軸数:2-cyl. 機関(サイズ1,168.40mm×1.21m)/外輪2基 速力:13.5kt 兵装:榴弾砲1門(1863年7月には外装水雷1基を増強) 乗員:50名
艦名 | NAME | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
ジュノ | Juno | G. K. Stothert | ― | ◎1863/5 1853年進水の外輪汽船を購入ともいわれる 1863/9/22 ウィルミントンにてアメリカ合衆国海軍艦艇に拿捕 ◎1864 民間に売却され商船Dacotahとなる ◎1867 諸外国に売却 |
- 総トン数:372t 全長:66.75m 幅:10.97m(最大) 吃水:3.65m(depth of hull) 主機/軸数:外輪2基 出力:150馬力 速力:12.0kt
艦名 | NAME | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
リンクス | Lynx | Jones Quiggin & Co. | ― | ◎1864年進水のチャールストンのJohn Fraser
& Co. の外輪汽船 1864/9/25 フォート・フィッシャー南部にてアメリカ合衆国海軍艦艇の砲撃により損傷、浜に引き上げられる、アメリカ合衆国軍に拿捕されるのを防ぐため焼却処分 |
- 排水量:843t 速力:12.0kt
艦名 | NAME | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
マグノリア | Magnolia | Jeremiah Simonson | ― | ◎1862/1 ニュー・オーリンズにて1854年8月22日進水のSouthern
SS Co. の外輪船を徴用 1862/2/19 Pass a' l'Outreにてアメリカ合衆国海軍艦艇に拿捕 |
- 排水量:616t 全長:67.05m 幅:9.14m 吃水:3.23m(depth of hull) 主機/軸数:beam機関(サイズ1,117.60o×3.35m)/外輪2基
艦名 | NAME | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
マタゴーダ | Matagorda | Harlan & Hollingsworth Co. | ― | ◎アリス Aliceともいわれる ◎1862/1 ニュー・オーリンズにて1858年進水のSouthern SS Co. の外輪船を徴用 1864/9/10 Cape San Antonio沖にてアメリカ合衆国海軍艦艇に拿捕 ◎売却され商船となる ◎1871 除籍 |
- 排水量:635t 全長:70.10m 幅:9.14m 吃水:2.62m 主缶:缶4基 主機/軸数:外輪2基 速力:16.0kt〜18.0kt
艦名 | NAME | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
メリマック | Merrimac | Mare & Co. | ― | ◎Merrimackと綴る場合もあり ◎1861年進水の外輪船Nangisを取得 ◎1862/9 James M. Mason & N. S. Reneauに売却 1863/7/24 Cape Fearにてアメリカ合衆国海軍艦艇に拿捕 |
- ※データは沿岸外輪戦闘艦ニタの項を参照
艦名 | NAME | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
ニタ | Nita | モービル | ― | ◎1856年進水の外輪船Crescentを取得 1863/8/17 ハヴァナ〜モービル間にてアメリカ合衆国海軍艦艇に拿捕 |
- 排水量:266t 垂線間長:57.91m(58.79mともいわれる) 幅:6.70m 吃水:2.62m 主缶:缶4基 主機/軸数:Fawcett Preston式機関/1軸 出力:170馬力 速力:14.0kt(18.0ktともいわれる) 乗員:33名
艦名 | NAME | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
ファントム | Phantom | Fawcett Preston | ― | ◎1862年進水のOrdnance Bureauのスクリュー推進船 1863/9/23 Cape Fearにて難破 |
- 排水量:900t 全長:86.25m 幅:6.09m 吃水:3.04m 主機/軸数:外輪2基 出力:170馬力 速力:9.0kt〜13.5kt
艦名 | NAME | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
ロバート E. リー (1、2、3) |
Robert E. Lee | J. & G. Thomson | ― | ◎R. E. リー R. E. Leeともいわれる ◎1862秋 1860年5月16日進水のマンチェスターのAlexander Collie & Co. の外輪船Giraffeを購入 ◎1862/12 ロバート E. リーと改名 1863/11/9 バミューダ〜ウィルミントン間にてアメリカ合衆国海軍艦艇に拿捕 |
- 排水量:518t(旧測定法による総トン数) 全長:53.34m 幅:8.22m 吃水:2.13m 主機/軸数:vertical beam機関/外輪2基 速力:16.0kt 兵装:砲3門 乗員:60名
艦名 | NAME | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
セオドーラ | Theodora | Samuel Sneeden | ― | ◎1852年進水の外輪船Carolinaを私略船に改装、ゴードン
Gordonと改名 ◎1861/7/15 チャールストンにて運用開始 ◎1861秋 セオドーラと改名 ◎のちに海軍が購入、ナッソー Nassauと改名 1862/5/28 ウィルミントンにてアメリカ合衆国海軍艦艇に拿捕 |
- 排水量:442t 全長:65.83m(67.14mともいわれる) 幅:7.40m(7.46mともいわれる) 吃水:3.32m(3.32m(depth of hull)ともいわれる) 主機/軸数:2-cyl. 機関/外輪2基 出力:180馬力 速力:16.0kt 兵装:砲3門 乗員:60名
艦名 | NAME | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
ヴァージン | Virgin | Aitken Mansel | ― | ◎1864年進水の外輪船 1865/4/12 アメリカ合衆国軍に拿捕 ◎後に税関監視船部に移管 ◎1870 John F. Pattersonに売却され商船Virginiusとなる ◎1873/10下旬 ハイチの2つの港にて修理 1873/10/31 キューバ沖にて銃器密輸船としてスペイン海軍艦艇に拿捕、Santiago de Cubaへ曳航するも外交騒動によりアメリカに引き渡される 1873/12/26 スクリュー推進スループ・オシピー OssipeeがCape Hatterasにて曳航中、嵐により沈没 |
- 排水量:487t(旧測定法による総トン数) 全長:54.86m 幅:8.99m 吃水:2.92m(depth of hull) 主機/軸数:inclined direct機関/外輪2基 速力:16.0kt 兵装:砲3門 乗員:60名
艦名 | NAME | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
ヴィクトリア | Victoria | George Greenman & Co. | ◎1862/1 1859年進水のSouthern S.S. Co. の外輪船を徴用 ◎1863 売却され商船Virginiusとなる 1866/1 Bayou d'Arbonneにて座礁により喪失 |
- 総トン数:747t(767tとも795tとも905tともいわれる) 全長:78.63m 幅:10.36m
艦名 | NAME | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
ウィリアム G. ヒューズ (1、2、3) |
William G. Hewes | Harlan & Hollingsworth Co. | ― | ◎ヒューズ HewesまたはW. G. ヒューズ W. G.
Hewesともいわれる ◎1861/4/28 ニュー・オーリンズにて1860年10月15日進水のCharles Morgan's Southern Steamship Co. の外輪船を徴用 ◎1863/4 エラ&アニー Ella & Annieと改名 1863/11/9 New Inletにてアメリカ合衆国海軍艦艇に拿捕 |
Update 24/05/03